子どもに剣道をすすめるにあたって
2014/02/27
保護者の方から、お子さんに剣道をすすめた理由を教えていただいたので掲載します。
お子さんが剣道を続けやすくなるヒントなどもいただけました。
ご協力ありがとうございます。
(小学生女子の母)
私自身子どもの頃から剣道を続けており、きっかけは、両親が私の根っからの小心者であった事を見かねたからでした。
今では人との会話で萎縮することもなく、礼儀作法を徹底的に教え込まれたのが幸いした、と心から感謝している次第です。
学校の部活では体験談を聞いたり見学の機会に多く恵まれますが、幼少期からの道場への入門となるとなかなか敷居を高く感じてしまうものです。
一番良いのは、知り合いなどを通じて指導者を探すことでしょう。
たいていの道場では見学をおおいに歓迎してくれるはずです。
防具や竹刀などの初期費用は道場によって違います。
三津浜剣道会では道具の貸し出しを行なっています。
全部買い揃えるとなると4万円ほどからでしょうか。
成長期にもなると買い替えは難しいので、中古の防具などを借りられないかを道場の責任者と相談することをお勧めします。
そして、ここからがとても大切なのですが、決してお子さんに無理強いをさせないほうが良いかと思います。
中には練習風景に気おされて、萎縮してしまわれるお子さんもいらっしゃるからです。
相撲や格闘技などを見る感覚で、ご家庭でDVDなどをご家族でご覧になってはいかがでしょうか。
お父さんが熱中する事柄には、意外と子どもも食いつくものです。
もし子どもが興味を示せばしめたもの、しかしあくまでお子さんの自主性を尊重すれば練習も長続きするはずです。
残念ながら剣道を含むあらゆる武道は、子どもの人格を形成してくれる万能な代物ではありません。
しかし、信頼できる指導者を探すことや周囲の環境、親御さん自身のサポートは子どもさんの成長に不可欠のものである、と私は考えています。