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竹刀について

2014/05/10


 

 竹刀について

こんにちは。新学期が始まりましたね。新入生は新しい環境にワクワクドキドキしていることでしょう。そして「何部に入ろうか」と悩み、お友達と体験入部をしたり、早く決意を固めている子は春休みから仮入部したりと楽しい時期でもあります。
残念なことに、私の息子の中学校には、剣道部がありません。数年前にはあったようですが、少子化か指導者不足かで廃部状態です。それでもずっと小さい頃から剣道を習っている子達は、何か他の部に入部し、総体の時に剣道で出場しているようです。

さて、中学校や高校に入って初めて剣道部に入部するお子さんも多くいらっしゃると思います。
そこでまず初めに用意しないといけないのは竹刀です。竹刀と一言で言ってもその種類はかなりたくさんあります。材質や国産か外国産かで値段が異なるようです。こちらの記事で竹刀についてまとめられていたので、そちらを引用させていただきます。

  1. 国産真竹…日本で採れる竹。粘りがあり、ササクレはしやすいですが手入れをすれば長く持ちます。よくしなり“冴のある打ち”ができるので、高段位の先生方が使っているのをよく目にします。数が少なく、比較的高価なものが多いです。
  2. 台湾真竹…文字通り台湾で採れる竹。基本的な性質は上の国産真竹とあまり変わりません。“安価な真竹竹刀”にはほとんどこれが使われていると思っていいでしょう。
  3. 桂竹…主に台湾などで取れる竹。輸入するときに煮沸して乾燥させるため、粘りや竹に含まれる油分が少なく硬く、ササクレはしにくいですが割れるときは一気に縦に裂けることが多いです。手入れがしやすく、安価なので小・中・高生を中心に需要があります。
  4. 燻製竹・炭化竹…すり傷などのキズ竹を、煙で燻し炭化したもの。丈夫と言われますがそれほどの違いは感じませんでした。昔は高価だったようですが、見た目が濃い茶色で人気があり、最近では安く手に入ります。
  5. スス竹…竹を燃やした熱で、竹を薫製化したもの。これも丈夫と言われますがそれほどの違いは感じませんでした。燻製竹・炭化竹よりも黒めです。
  6. 焙煎竹…スス竹刀よりさらに高熱の火煙であぶり、燻製したため独特の風合いと丈夫さが増したもの。上の二つに比べて手間がかかるため、高価なものが多いです。
  7. ソリッドバイオ調質竹…竹を樹脂液につけてから燻製し、粘度・弾力性を向上させ、硬度を高めたもの。これは丈夫な竹ですが、バランスが悪いという人もいます。自分はそのようには感じませんでしたが、好みは分かれるかと思います。

一本の竹刀を作るのに手間暇がかかっているようですね。
中高生には桂竹が適当でしょうか。金額は2,000円から6,000円くらいで購入できます。

因みに
小学生用の36(さぶろく)・・・3尺6寸、約109cm
中学生用の37(さぶなな・さぶしち)・・・3尺7寸、約112cm
高校・大学・社会人用38(さんぱち・さぶはち)・・・3尺8寸、約115cm
大学生・社会人用39(さぶく・さんく)・・・3尺9寸、約118cm
と長さが決まっています。

もう少し詳しい記事を見つけたので参考になさってください。剣道日本WEB

他にも道着、面、胴、甲手、垂が必要ですが、別の機会にお勉強します。

子供に限らず大人になって始める方もいらっしゃいます。4月はそんな季節です。私も何か始めたくなりました。


 

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