剣道の掛け声について
新人戦も終わり、カレンダーがあと2枚になってしまいました。早いですね~。
今年こそ早目に大掃除に取り掛かりたいと思ってはいますが、これから段々寒くなっていくとやる気がなくなって・・・(^_^;)。いけませんね。
やる気と言えば、気迫のこもった掛け声‼聞いていてとても気持ちがいいです。
稽古の時は、声が小さいとか、やる気が出ていないなどと先生に注意される人もいるのではないでしょうか。
掛け声は、自分のやる気を高めたり、相手を威嚇するのにとても大切な技のひとつです。
場合によっては、声が小さいと気迫不足という判断が下され1本をとってくれません。また、掛け声と違う技を決めても狙った打突ではないと見なされ無効です。なかなか厳しいです。
掛け声には、相手と攻め合う時に発生するものと、打突の時に発生するものがあります。
では、掛け声にはどのような目的や効果があるのでしょう。
掛け声の目的・効果
- 意志が集中して、元気が増し気力を養う。
- 相手を威圧、威嚇する。
- 心気力(気剣体)の一致をはかり、打突を正確にする。
- 打突が速く、鋭く、強くなる。
などが挙げられます。
掛け声は、お腹の底から大きく力強く出すことが大切です。逆に口先だけの掛け声は、相手に軽く見られます。また、無用な掛け声や野卑な掛け声は慎まなければいけません。これは書かなくてもおわかりですよね。
大きな掛け声出していると、腹式呼吸を自然に覚えます。身体能力が上がるので、日ごろから掛け声の練習をしましょう。
さて、私も掛け声で気合いを入れて大掃除頑張ります。